ヒンジ型ソレノイド




 別名フラッパー型とも言われています。電磁石によって可動板を吸引させて起る上下動を、アクチェーターにより様々な動作を行う様、用途に合せて調整いたします。DC型のパワーリレーのほとんどが、この方式に依るものです。


■ ヒンジ型構造

■ 寸法図



SB-061

SB-080

SB-101

SB-103

■ 定格表

型名 標準 100% 50% 20% 10%
電圧 V 電流 mA 抵抗 Ω 連続 間欠 間欠 間欠
SB-061 6 333 18 2W 4W 10W 20W
12 166 72.2
24 83 288
SB-080 6 500 12 3W 6W 15W 30W
12 250 48
24 125 192
SB-101 6 500 12 3W 6W 15W 30W
12 250 48
24 125 192
SB-103 6 750 8 4.5W 8W 22.5W 45W
12 375 32
24 188 128


 ヒンジ型ソレノイドはその目的に従って、可動板の構造を変え使われていますが、その形状は多種多様にわたっております。
 ここに掲載されている機種は、シンプルなもので、目的に合せる為には金型に多少の経費を必要とします。
 現在比較的使用されている例は、
  (1) 自動販売機、切符券売機等のコインストッパー
  (2) 電力ブレイカーの駆動部
  (3) 継電器の駆動コイル
  (4) スタンパーソレノイド
  (5) パチンコ用玉貸機のコインや玉のストッパー用
  (6) 遊戯機


信明電機株式会社